ウネリは少し収まって文字通りの五月晴れに恵まれました
風は弱く潮は吉兆の南へほどよく流れてちょっと期待が高まるスタートになりました
向きの定まらない不安定な風に押されて船の流れも迷走気味でしたがポツリポツリとアタリを拾いました
潮が上げ止まるまでなんとか拾っていたアタリは潮が下げに転じると急に遠くなってきました
潮が下げに転じてから吉兆の南潮は弱くなり猫の目のように向きを変える風が煩わしくなってきました
アタリの遠い静かな時間が過ぎていくとサバが騒がしくなってきました
盛んにサバを追い回すイルカが海面を切り裂いて水しぶき上げます
イルカに怯えたサバやイワシが根回りに小さく群れて魚探の映像が根魚と紛らわしいことこの上ありません
根魚はサバやイワシの影に霞んでしまったようです
いつしか底潮だけが北へ動き始め二枚潮の様相を呈してきたころ納竿となりました
アイナメ、マソイ、クロソイ、ホッケ、ナメタ、ニジカジカ、ミズクサ、サバ、大羽イワシで九目と多彩でした
餌で臨んだ竿頭さんはサバ以外で20尾に届いたかどうか、後半もう少し伸びて欲しいところでした
潮が下げに転じてからは餌への反応も悪くなり時合の良し悪しがアタリを大きく左右しました
このところ安定しないアイナメですがよく肥えていて餌は豊富なようです
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