今年もウニ採りのシーズンになりました。
昨年は、時化に悩まされましたが今年は、稀に見る凪になりました。
おかげさまで前半の三日は、予定通りに終了しました。
今年のウニは、我々生産者にとって大変ありがたい空前の高値で取引されています。
需給バランスの結果の高値とはいえ消費者心理の冷え込み懸念が杞憂に終わることを願うばかりです。
供給不足の原因は、ウニの異常発生とその餌である海草の枯渇、即ち磯焼けといわれています。
そういえばワカメや昆布が不作になって久しくなりました。
ウニの異常発生と、稚ウニの放流と、この皮肉な結果は、いったい何を示唆するのでしょうか?