昨日に続いて今日も出船を断念しました。
予約のお客様は、季節がらお盆や夏休みで帰省された方々かと思います。
楽しみにしてきた折角の機会であったろうに大変残念です。
異例に長い台風5号は、迷走して長い間高波を発生させ続けその余波は、三陸沖の低気圧に引き継がれました。
さらには、オホーツク海に居座る高気圧から吹き出す北東風(やませ)が高波を継続させています。
「やませ」は、かつて(いまも・・・?)日照不足と低温をもたらし冷害の原因として忌避されていました。
特に稲穂が花をつけるこの時期は、作柄への影響が心配されます。
長引く高波は、漁業者をも悩ませます。
波の高い状態が長く続いて小型漁船は、出船できない日が多くなります。
ウニ漁は、予定日数を消化しないままお盆を迎えることになりました。
我家のソーラー発電は、開店休業で殆ど働かない日が続いています。
恨み節も自然相手では、ごまめの歯軋りほども聞こえないのでしょうが。
なんとか「やませ」を有効活用できないものでしょうか・・・