久しぶりの凪

久しぶりの凪に恵まれて絶好の釣日和となりました。

ベタ凪に恵まれて不調続きの気分を払拭する期待の第一投は残念ながら相変わらずの渋さでした。

忘れた頃にポツリとアタリがでてはしばしの沈黙が続きました。

水面近くで小さなイサダの泳ぐ姿が見られました。

少し沖出ししましたが渋さは同じ、相変わらずイサダを飽食したタラやソイが忘れたころにしかアタリませんでした。

と、突然近くにクジラが現れて離れませんでした。

クジラの食を満たすほど大量のイサダが集まっているということでしょう。

天気はいいし、あまり釣れないし・・・。

 ということでしばしホエール・ウォッチングに興じました。

ホエールテールを撮りたくてどこに出るわからないクジラの後を追いました。

なにせ出会えるのは幸運の証しなのだそうですからそのご利益にあやかりたくて。

するとクジラは突然船首のすぐ前にその姿を表しました。

 頭部を海面に現すと噴気をあげて潜りはじめ背中が続きやがて尻尾を大きく振り上げてから海に消えました。

これを船首で待ち構えていたＫさんはいい写真が撮れましたでしょうか？

しばし戯れたクジラを離れて釣に戻りましたが、状況は好転するでもなくデカソイに慰められて納竿となりました。

 水面まで姿をみせるほど大量のイサダを飽食する魚たちをどう攻略すればいいでしょう。

アイナメ、マソイ、クロソイ、ガヤ、ミズクサ、タラ、ホッケで7目、私は8尾、竿頭のＴさんは１３，４尾だったそうです。

ホエールテールに出会ったご利益は次回以降に・・・。