未明までの風雨が止んでやや高い波が残りました。
荒れた昨夜の名残の波に揺られながらのスタートでした。
風がないドテラ流しで潮も流れず船は不規則な波で複雑に揺られるだけであまり流れませんでした。
それでもポツリポツリとアタリが続きました。
日差しが暑くなってきたころからアタリが少しずつ遠くなってきました。
そこへガツンと今年初のイナダがダブルで来ました。
少し細身ながらいいサイズでした。
さらに来たのが58cmのクロソイでした。
すぐに反対舷でも50cmに迫る良型が続きました。
しかしアタリは遠いまま戻らずサイズもなかなか伸びませんでした。
潮は流れないのに潮目ができてそれを境に沖側が透明なブルーで陸側が濁ったグリーンに分かれていました。
潮が流れない潮目が実は複雑な底潮の流れを暗示していたのかも知れません。
風が弱いのにドテラ流しでは餌釣りの100号の錘でも流れすぎていました。
もちろんジグも流れすぎになり船を立てると今度は船がほとんど動かないというもどかしい状況になってしまいました。
それでもおOさんは大艫で一人好調を維持していました。
魚心は一体なにを所望しているのか真に不可解です。