底を攻め

06:00

天候 晴れ 雲量 2

風  弱い

気温 22.6℃

水温 26.9℃

波高 0.8m

釣場 浅場

 

またやっちゃいました

カメラを忘れて写真がありません

写真を撮ろうとしてカメラが無いことに気が付きました

”またやっちゃった”朝から気分は落ち込んでしまいました

 

気を取り直して・・・

快晴、べた凪で願ってもない釣り日和になりました

 

相変わらず潮は動いていませんでした

まるで海を防波堤が四方から取り囲んでしまったかのように潮の動かない日が続いています

 

毎朝出港して最初に見るのが近くを通り過ぎるボンデンの様子です

潮が流れているとボンデンが川の中の杭のように水をかき分けてゆらゆら動いています

ボンデンにかき分けられた波紋から潮の流れる方向や速さを判断します

 

今朝のボンデンは油を流したような海面に直立不動でかすかに同心円の波紋を作っていました

つまり微動だにしていない証です

 

こんな潮でも魚たちは動いているのだろうか? 活性を上げようするのだろうか? 不安でした

そんな不安は得てして的中するもの、今朝もやはりそうでした

 

渋い出足で遠いアタリを拾う展開です

あちらでポツリこちらでポツリ、同時ヒット連続ヒットはありませんでした

ところが大艫でときおりバタバタと魚が暴れる音が聞こえてきました

 

昨日と同じように今日もお1人様だけがアタリを拾っていました

そして昨日と同じように何故か?どうしてか?と一人しかアタリがないことを不思議に思い始めました

しかしその訳など解るはずもありませんでした

 

ともあれアタリを誘う時間が静かに過ぎて行きました

中盤が潮止まりという潮周りの悪さも手伝ってなかなかアタリは回復してきませんでした

 

終盤に差し掛かって上げ潮七分の好時合が到来するとややアタリが戻ってきました

アイナメウッカリカサゴマソイクロソイの大型がヒットしてきました

 

中でも圧巻は58cmのクロソイでした

もしかしたら60cm超えか!と驚きと期待の計測でしたが結果は僅かに及ばず58cm、当にゴジラ級でした

 

50cmに届こうかという大マソイも上がりアイナメも良型がヒットしていました

もちろん件のただ一人好調だったあの方もアイナメを中心にアタリを拾い続けていました

 

やや持ち直したアタリもここまで、ほどなく静かになり納竿となりました

好時合の一時だけ何とか皆さんに釣らせてくれました 

 

アイナメウッカリカサゴマソイクロソイガヤメバルヒラメミズクサで8目、数は今日もばらつきました

竿頭さんは20尾程度とひとり好調でした

昨日に続き釣果のこのバラツキようは一体どうしたことでしょうか

 

今日好調を続けたこの方はナメタ釣りのように丹念に底を攻め続けとないアイナメは釣れなかったと教えてくれました

アイナメは底を離れない、上まで追って来ない、との感触を得ており底を丹念に攻めることがポイントかも知れないとも・・・

 

説得力があると思いませんか? いかがでしょうか?