過日このような報道がありました(「自動式ライフジャケットが膨らまない」で記事を検索できます)
これらの記事は見た方も多いでしょうが気になる驚きの報道だったので再掲させて頂きます
「自動式ライフジャケット」は水を感知して自動的に膨らむ構造です
ですが、もし自動で膨らまない場合は「手動操作」で、それでも不足ならば「呼気充填」をする構造になっています
自動式と謳いながらなんと「自動で膨らまないことも想定している」のですね
その是非はともかく老婆心ながら万が一に備えて「手動操作」と「呼気充填」ができるようにしておくことが重要かと・・・
「自動式ライフジャケット」だけではなくて「手動式ライフジャケット」も同じです
「手動操作」は紐を引いてボンベの栓を開封しガスを充填して膨らませる構造ですが、その紐はどこにあるでしょうか?
「呼気充填」は飛行機に乗るとCAさんが模擬で演じてみせる(最近は映像かな?)あれですね
この「吹き込み口」はどこにあるでしょうか?
これらを目を瞑っていても探りあてて適切に操作できますか?
この際にお手持ちのライフジャケットでこれらのあり場所を確認し模擬的に操作してみては如何でしょう *
落水したとことを想定すれば目を瞑ってても手探りで操作できなければなりません
落水し着衣水泳しながらこれらを探し出して適切に操作することは泳ぎの達者な方でもかなり難しいと思ってください
落水のショックで気が動転している場合はなおさらのこと泳ぎの不得意な方に至っては言わずもがなのことです
「備えあれば患いなし」ということもあります
もちろんこのようなことは実際に操作する事態に遭遇する事がないに越したことはありません
* 実際に膨らませるとボンベを交換しなければならず費用(数千円)が発生します
各メーカーが定めるボンベの推奨使用期限に合わせて実操作して膨張を体験してみるのも良いかもしれませんね