かすかな陽射し

雲間のかすかな陽射がみなもに映る穏やかな朝でした。

南流がやや速い沖よりでの第一投はすぐにイナダがアタってきて幸先の良いスタートでした。

まあまあサイズのソイも続きました。

朝のうち速めだった潮はやや弱まってきましたがアタリはやや遠いながらポツリポツリと続いていました。

久々にイシナギも上がりました。

特大とはいきませんが良型のソイも続いて昨日までの激渋とは少し違う感じでした。

上潮が止まるとしだいに底潮が動き始めるてこれに船を立てながら流すやや面倒な釣りになってきました。

いつのまにか雲は消えて陽射しが強くなり暑さが厳しくなりました。

動き出した底潮が迷走をはじめるとアタリがしだいに遠くなってきました。

かすかな上潮に向き合って吹く風は弱すぎて船を流してくれませんでした。

迷走を続ける底潮を追いかけましたがアタリは戻らず名残惜しい納竿となりました。

アイナメ、マソイ、イシナギ、クロソイ、メバル、ガヤ、ウッカリカサゴ、ヒラメ、イナダ、マトウダイでなんと十目、久々に超多彩な顔ぶれが揃いました。

多彩な種類もさることながら激渋だった今までとは違う活性向上の兆しを感じる日になりました。

明日からの時化で降下する水温が魚の活性を刺激して好循環に入る・・・と、大いなる期待を込めて予想しました。